1 悩みは誰にでも訪れるもの
毎日、仕事に追われ、人間関係に悩んだり、将来への不安を感じたり…。そんな風に、何かしら心にモヤモヤを抱えている方も多いのではないでしょうか。
でも、安心してください。悩みは決してあなただけのものではありません。実は、悟りを開かれたお釈迦様でさえ、悩んでいたのです。
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2 お釈迦様だって悩んだ!
お釈迦様と聞くと、完璧で悩みなどなかったように思いがちですが、実際はそうではありません。悟りを開かれた後、その教えを人々に伝えるべきか、それとも自分の中に留めるべきか、悩まれたのです。
そんな時、梵天という神様が現れて、「この素晴らしい教えを、みんなに広めてほしい」とお願いされたのです。この出来事は梵天勧請(ぼんてんかんじょう)として伝えられています。
SNSに例えると、こんな感じかもしれません。「自分の考えを投稿したいけど、批判されたらどうしよう…」。お釈迦様も、そんな迷いを感じていたのです。だから、あなたが悩むのも当然のこと。悩みは、人間の自然な感情の一部なのです。
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3 空海さんも悩んだ
高野山を開いた空海上人(お大師様)も若い頃は悩みを抱えていました。
仏教、儒教、道教、どれを学ぶのが一番良いのか悩んだのです。
でも、お大師様はじっくり考えて、仏教の道を選ばれました。
お大師様は聾瞽指帰(ろうこしいき※)を書かれて、
仏教、儒教、道教の3つの教えの中でどの教えが一番であるか比較されています。
そしてお大師様の出された答えが仏教だったのです。
仏教は人間の心の根源的な問題を解決する力を感じたのです。
※後に改訂して三教指帰(さんごうしいき)
私たちも何かを選ぶとき、いろんなことを比べて悩みますよね。お大師様のように、じっくり考えて決めることが大切です。
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4 悩んだら、とにかくやってみよう!
でも、いくら考えてもどちらが良いか分からないこともありますよね。そんなときは、「やってみる」ことが一番です。
そもそも悩む理由は、「どちらも魅力的で、甲乙つけ難いから」。それなら、どちらかを選んで行動してみるのがベストです。
たとえば、次のような状況が考えられます:
- AとB、どちらを選んでも成功する
- AとB、どちらを選んでも失敗する
- Aを選べば成功する
- Bを選べば成功する
どの場合でも、まず行動を起こしてみないと結果は分かりません。行動してみて上手くいけばその道を進めばいいし、失敗したら別の道を試せばいいのです。
世の中には、「やってみないと分からないこと」がたくさんあります。答えは、実際に行動する中で見つかるものなのです。
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5 悩みを乗り越えるための3つのステップ
- 深呼吸して心を落ち着かせる:
焦らず、一度立ち止まって深呼吸してみましょう。それだけで心が少し軽くなります。
- 選択肢を書き出す:
頭の中だけで考えるのではなく、紙に書き出して整理してみてください。
- 一つ一つ検討し、行動に移す:
それぞれのメリット・デメリットを比較し、一つを選んで動き出しましょう。悩む時間よりも行動する時間を大切に!
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6 まとめ
悩みは誰にでも訪れるものです。大切なのは、その悩みをどう受け止め、どう行動するかです。
お釈迦様や空海上人のように、私たちも悩みながら生きていきます。だからこそ、悩みから逃げず、正面から向き合うことで、少しずつ道が開けていくのです。
仏教の教えを心の支えに、今日から一歩ずつ前に進んでいきましょう。悩みの先に、新しい可能性と幸せがきっと待っています。
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7 生蓮寺での修行
生蓮寺では、お釈迦様や空海上人の教えを実践的に学ぶ修行を行っています。特に「お経の唱え方」の修行です。
この修行では、単なる暗唱を超え、心を込めて声に出すことで、自分自身の心と深く向き合う経験が得られます。これは、現代社会で感じるストレスや迷いを解消する第一歩となります。
お大師様のように大胆かつ繊細、粘り強さと注意深さを併せ持って、学びを深めながら新しい挑戦を続けることを目標にお経の唱え方の修行を行っています。下記のリンクから参加くださいませ。
修行についての質問は体験会に参加いただいた時にお答えしています。
●無料 オンライン修行
https://ozizou.jp/lp/mlp/
●有料 修行体験会
https://ozizou.jp/lp/tlp/
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