お寺について
縁 起
生蓮寺は嵯峨天皇(西暦786~842)の皇后 懐妊 苦悩の時、地蔵菩薩に祈願をこめ、皇子 安産祈願のために参議小野たかむらに命じて地蔵尊を当寺に安置したのに創まります。
その後、弘法大師 空海上人(お大師さま)が、高野山開創の時、生蓮寺に立ち寄り、一尺八寸の小地蔵を彫刻し本尊胎内に安置しました。その時重ねて開眼供養して、道中安全、諸悪退散、所願成就を祈念されました。
高野山を開かれたお大師様が立ち寄られたので、このあたりの地名を寄足(よらせ)と呼ばれています。 生蓮寺に立ち寄られた際に、高野山への道中の晴れ祈願をされたことから、晴れ祈願のお地蔵さんとして親しまれています。
山号の寄足山はこの因縁によって名づけられ俗に「よらせ」と称します。昔から、晴れ乞い 雨乞い、子安安産の祈願所であります。 雨晴れさんと呼ばれ、親しまれています。
また、ぼけよけ地蔵尊第九番霊場でもあります。歌として<よらせの地蔵さんにべべ着せて奈良の大仏婿に取る>があります。
ご本尊(お地蔵様) とても大きいです。
大阪しらさぎアートアベニュー(大阪府立大学と大阪白鷺商店街の合同町おこしイベント)で活躍したてるてる坊主が、2019年8月19日までお祀りされました。
毎年3月24日に、てるてる坊主をお焚き上げしています。
お焚き上げされたい方は、生蓮寺にお持ちください。